”ガスクロマトグラフ”、通称ガスクロは、世の中に存在する全ての物体が、様々な元素で構成されており、それを解明する為の一番基本的な分析機器です。原理的には混合物を構成する成分を分離・精製するクロマトグラフィ手法を用いて化合物の濃度分布を解明します。これは新しい物体の開発にも繋がる極めて重要な科学です。その歴史は1906年にMichael Tswettにより原理が発明されて以来、ペーパークロマト、薄層クロマトなど様々な技法が開発されてきましたが、現在ではカラムクロマトグラフィーが主流です。ここではガス及びガス化される試料の測定の為に開発された使い易い米国SRI社製ガスクロマトグラフを紹介します。

ボンベ不要のガスクロマトグラフ


水素発生器、エアコンプレッサー内蔵型です。ガスボンベは一切不要です。
FID,TCD他、水素キャリヤーガス対応の検出器を選択できます。
複数検出器の搭載も可能です。

 
   SRI-Model 310C-MM    SRI-Model 420
   

 詳細はこちら  ⇒ https://www.srigc.jp/topic3.html

 

多成分ガスー斉分析ガスクロ MGAシリーズ

 

一台のガスクロで複数台分の分析が出来ます。


         
 MGA#1    MGA#3    MGA#5
   

詳細はこちら  ⇒ http://www.technointer.com/New-gc-1.html

 

土壌汚染調査ガスクロ・・・シリーズ


クロロエチレン濃縮分析仕様の他に、1,4‐ジオキサン測定、油汚染・メタンも測定可能のシリーズ。


         
土壌汚染調査GC #I   土壌汚染調査GC #Ⅱ   土壌汚染調査GC #Ⅲ
   

” 詳細はこちら”  ⇒ http://www.technointer.com/New-gc-2.html

 

低価格ガスクロマトグラフ

 

最も汎用的なFIDとTCD検出器を搭載し、一切の無駄を省いたスクロです。
ガスクロの基礎を学べる「教育用GC」です。


     
教育用FIDガスクロ   教育用TCDガスクロ
 

” 詳細はこちら”  ⇒ http://www.technointer.com/special_gc.html

 

還元ガス検出器

 

SRI還元ガス検出器(RGD)は水素や一酸化炭素、その他の還元ガスを測定する検出器です。
水素に対してはppmレベル、一酸化炭素はppbレベルまで検出可能です。


     
還元ガス検出器 Reduction Gas Detector(RGD)
 

” 詳細はこちら”  ⇒ http://www.technointer.com/New-gc-4.html

 

テクノインターナショナル株式会社が取り扱つているガスクロマトグラフは米国SRU Instrlllnents社が製造する独創的なガスクロです。下記のURLもご参照ください。

https://www.srigc.jp/
https://www.gc-chromato-library.com/cont-top.html


 
 
ガスクロマトグラフ データ処理システム

昨今のガスクロ分析分野はガスクロマトグラフ‐質量分析計(GC-MS)が主流ですが、真にGC-MSを必要とする日常の分析は極めて少なく、ほとんどが単用機として使用されています。SRI社のガスクロは、高価で操作に高等技術を必要とするGC-MSに変わり、注入口と検出器の選択で、その特性に拠って高精度の定性と定量を実現します。装置にはWindows上で作動する“PeakSimple”ソフトが無償で供与され、装置制御およびデータ処理は元より、最大4台のGC/HPLCに対応出来ます。簡素で小型・軽量なSRI GCは屋外測定に適しています。

SRI-110/SRI-310/SRI-8610Cガスクロ機

● 110 筺体・・・・・・・・ 検出器、注入システムなど、外付アタッチメントを搭載用筐体
加熱トランスファーラインも取り付け可能
他社製品にも接続可能
● 310 GC ・・・・・・・・・ 本体外寸: 31.7( 幅 ) x 36.8( 奥 ) x 31.8( 高 )cm
オーブン内寸: 13( 横 ) x 19( 縦 )cm  最大カラム巻径 12cm( 約 5 インチ )
最高使用温度: 400 ℃ 無制限段階昇温度プログラム可能
ガス系制御:電子圧力制御( EPC )
● 8610C GC ・・・・・・・ 本体外寸: 49.5( 幅 ) x 36.8( 奥 ) x 31.8( 高 )cm
オーブン内寸: 20( 横 ) x 19( 縦 )cm  最大カラム巻径 17cm( 約 6.5 インチ )
最高使用温度: 400 ℃ 無制限段階昇温度プログラム可能
ガス系制御:電子圧力制御( EPC )


廉価 で、高性能です。 ●小型・軽量です。 ●堅牢です。
●多種類の注入口を揃えています。
●多種類の検出器を揃えています。 ●2年間保証付きです。

使用目的別カスタムGC

使用目的別カスタムGC バイオディーゼルGCシステム ASTM-6584 Biodiesel GC BTUガス分析システム キャピラリー FID GCシステム ナローボアキャピラリーFIDGCシステム Narrow Bore Capillary FID クライオ硫化物GCシステムCryoSulfur GC System DGAシステム 環境分析GCシステムEnvironmental and BTEX GC Systems 爆発性物質測定GCシステム Explosives GC 還元ガスGCシステム(RGD) 温室効果ガスGCシステムGreenhouse Gas GC システム 光化学スモッグGCシステム HRVOC GC EPA Method 25 メタン非メタンGCシステム 無機ガスGCシステム(HID) マルチガスアナライザー#1GC マルチガスアナライザー#2GCシステム 多成分ガス+硫化物GCシステム 効果的カラム選択GCシステム PCB GCシステム 連続直読GCシステム Mud-Logging GC 土壌調査GCシステム TO-14大気モニタリングGCシステム

廉価な実習教育用GC

廉価な実習教育用GC
ガスレス教育実習用CCDGCシステム Gasless Educational CCD 教育実習用FIDGCシステム Educational FID 教育実習用TCDGCシステム Educational TCD
PeakSimple

《技術講座No.1505》
この2物質は、ガス状ですと比較的安定しており、検出・定量にさほど問題は生じません。しかし、水中およびVOC-11など多成分と混合している場合は、極めて難しい分析になります。特に、ラボ内で大掛かりな装置を使用する場合は、かなりの精度で測定できるとの報告がなされていますが、土壌汚染対策法に準じた現場での分析では容易ではありません。

塩化ビニルモノマー(VCM)ガスクロトグラフ

塩化ビニルモノマーは沸点―39℃の気体である為、水中に溶解された低濃度のそれを検出・定量するのは極めて困難です。土壌汚染対策法に準じて、
①土壌ガス中のVCM 0.1ppmの定量と、②地下水中のVCM 0.002mg/Lを紹介いたします。

1.. 土壌ガス中のVCM
装置・注入口   クールオンカラム、シリンジ注入法
・検出器   Channel-2: 光イオン化検出器(PID)
  Channel-3: 乾式電気伝導度検出器(DELCD)
 

バイオディーゼルGCシステム ASTM-6584 Biodiesel GC BTUガス分析システム キャピラリー FID GCシステム ナローボアキャピラリーFIDGCシステム Narrow Bore Capillary FID クライオ硫化物GCシステムCryoSulfur GC System DGAシステム 環境分析GCシステムEnvironmental and BTEX GC Systems 爆発性物質測定GCシステム Explosives GC 還元ガスGCシステム(RGD) 温室効果ガスGCシステムGreenhouse Gas GC システム 光化学スモッグGCシステム HRVOC GC EPA Method 25 メタン非メタンGCシステム 無機ガスGCシステム(HID) マルチガスアナライザー#1GC マルチガスアナライザー#2GCシステム 多成分ガス+硫化物GCシステム 効果的カラム選択GCシステム PCB GCシステム 連続直読GCシステム Mud-Logging GC 土壌調査GCシステム TO-14大気モニタリングGCシステム

2. 地下水中のVCM
装置・注入口   クールオンカラム、シリンジ注入法
・検出器   Channel-2: 光イオン化検出器(PID)
  Channel-3: 乾式電気伝導度検出器(DELCD)
 
ガスレス教育実習用CCDGCシステム Gasless Educational CCD 教育実習用FIDGCシステム Educational FID 教育実習用TCDGCシステム Educational TCD

これは基準値2ppbに焦点を合わせ、低濃度領域用のプログラムで測定したものです。
【備考】ガスクロには、チャンネル2に光イオン化検出器(PID)、チャンネル3に乾式電気伝導度検出器(DELCD)を使用しています。チャンネル1には水素炎イオン化検出器(FID)をセットしましたが、感度が悪く、また溶媒(メタノール)を検出してしまう為、溶出時間の早い塩化ビニルモノマーは溶媒ピークに隠れて測定できません。

塩化ビニルモノマーは沸点―39℃の気体である為、水中に溶解された低濃度のそれを検出・定量するのは極めて困難です。これは基準値2ppbに焦点を合わせ、低濃度領域用のプログラムで測定したものです。
検出器には、チャンネル2に光イオン化検出器(PID)、チャンネル3に乾式電気伝導度検出器(DELCD)を使用しています。チャンネル1には水素炎イオン化検出器(FID)をセットしましたが、感度が悪く、また溶媒(メタノール)を検出してしまう為、溶出時間の早い塩化ビニルモノマーは溶媒ピークに隠れて測定できません。

 

 

テクノインターナショナルはガスクロを正しくお使いいただく為に、「技術講座」と「ニュース・トピックス」のページを開設いたしました

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