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水質調査用ポータブル水中ポンプ

12ボルトバッテリーで稼働する水中ポンプ。
コントローラーにより安定した揚水量で、低量揚水から最大揚水量まで自由に設定可能。

テクノインターナショナル株式会社
 03-5303-9700

高品質、使い易さ、丈夫さを追求した試料採取機器。理想的なサンプリング器材をお届けする
・・・それが使命と私たちは考えます

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採水用12V水中ポンプと安定揚水のためのコントローラーセット 水質試料採水用12V水中ポンプの頭部

«揚水性能»
地上部での負荷がない場合

揚 程(m):揚水量(L/min)
 3.0 : 16.7
 6.1 : 15.9
12.2 : 13.3
15.2 : 10.6
21.3 :  8.0
24.4 :  7.2
25.9 :  6.1
30.5 :  5.7
33.5 :  4.7
36.6 :  3.8
   

現場での使用状況によって変わります
およその目安とお考えください

採水用12V水中ポンプと安定揚水のためのコントローラーセット
採水用12V水中ポンプの吸い込み口部

 地下水または湖・河川の水質分析用の採水用の水中ポンプです。12Vのバッテリーで稼働します。
 揚水量コントローラにより、揚水量を自由に設定でき、かつ安定した水量で、揚水することができます。
 特に、少ない揚水量を、連続して、かつ安定して揚水できるところに特徴があります。

 最も低い揚水量約40mL/minから、安定した水量で、それ以上の最大揚水量まで、自由に変更できる特徴を持った、採水用水中ポンプです。
 特に、1L/min以下の低揚水量においても安定した水量で揚水することができるように、Low Flow Purging用に設計されたものです。

 ポンプにはあらかじめ最大揚程深度の電源ケーブルが付属しており、別途電源ケーブルを購入・接続する必要はありません。
 ポンプ頭部は、井戸孔内で引っかかりにくいように、丸みを帯びた形状となっています。

 ポンプ本体を井戸孔内に釣り下げるには、本体に接続されている電源ケーブルと、揚水ホースで行います。つり下げ専用機具類の用意は必要ありません。電源ケーブルと揚水ホースを、ビニールテープなどで数メートルおきにたばね(留め)ます。井戸孔口では、このたばねた二本組を、手で保持しながら採水しても良いですし、一人で作業される場合には、ロープ等でつり下げるようにしても良いでしょう。
 ロープで吊り下げる場合には、たばねた二本組に対して、巻き結び(Clove hitch)を用いると簡単です。ポンプ本体は軽いので、これで十分に保持できます。
 なお、揚水ホースとポンプ本体は、ホース用の留め金等でしっかりと留めてください。

 ポンプとコントローラーは、ワンタッチのコネクタで接続できます。またコントローラーにはバッテリー接続用のわに口クリップがついており、簡単にバッテリーに接続できます。

 本機は、水質分析用の試験水を揚水するためのポンプです。井戸洗浄(Well developing)の孔内水のように、砂などを含む水や、泥水などの粘性や比重の大きい液体の揚水はできません。また揚水試験のように、長時間の連続した揚水もできません。

 本機は揚水量コントローラーとセット品です。コントローラーを接続せずに使用することはできません。
 ポンプは消耗品のため修理はできませんが、おおよそ400〜500時間の稼働ができる設計となっています。
 現場でのご利用後は、長くご利用いただくため、以下に示すご注意を必ず守ってください。
 コントローラーは長期のご利用が可能です。次回よりポンプのみお買い求めください。

価格:
Monsonポンプ1台+揚水量コントローラー1台、揚水チューブなし: 価格表へ 価格は一覧表をご覧下さい 商品番号:3-PS-0004-PC(1セット)
Monsonポンプ1台: 価格表へ 価格は一覧表をご覧下さい 商品番号:3-PS-0004-P(ポンプ1台)
上記はサンプリングチューブ・ホースを含まない価格ですが、サンプリングチューブ・ホースもご用意できますので、ご相談・ご用命下さい。

この製品のご注文またはお問い合わせは当社まで


当製品にかかる関連情報

  1. «事前に行っておくと良いとされている揚水ホース(サンプリングチューブ)の洗浄方法»
  2. 無機物を対象とした樹脂製のサンプリングチューブ(揚水ポンプに接続するチューブ類)の場合
  3. 5%のHCl溶液を1L通し、チューブ内部が洗浄されたことを確認します。
  4. 2Lの脱イオン水を通過させ、内部にHCl溶液が残っていないことをpHメーターで確認します。(その値が洗浄用の脱イオン水と同一か、または6.0よりも大きいこと)
  5. 有機物を対象とした樹脂製のサンプリングチューブ(揚水ポンプに接続するチューブ類)の場合
  6. 1Lの実験器具用無リン洗剤をチューブに通し、水道水または脱イオン水ですすぎます。
  7. チューブと同じ容量のメタノールを通し、すすぎます。
  8. チューブを二重の樹脂製の袋(日本語で言う通称ビニール袋)に入れ保管します。
  9. TPCまたはDOC分析用のサンプリングチューブには、メタノールによるすすぎは行ってはいけません。
  10. 無機物の採取も併せて行う場合、非金属のチューブに対して、洗剤で洗浄し水道水で洗いながした後、メタノールを通し、その後に酸ですすぐと良いでしょう。
  11. 洗浄に関する参考資料
  12. USGS - National Field Manual for the Collection of Water-Quality Data (TWRI Book 9), ″Chapter A3. Cleaning of Equipment for Water Sampling -Version 2.0 ″, April 2004

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更新日:2021年4月13日

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